3・21後楽園ホール 試合後コメント 壮絶KOで拳王陥落…藤田がナショナル奪取 まさかの杉浦表明を即諾
▼壮絶KOで拳王陥落…藤田がナショナル奪取 まさかの杉浦表明を即諾
▼宮脇大奮闘も…小川&HAYATAがV4 論外&日高が襲撃表明
▼齋藤&井上の“ファンキー化"決定
▼仁王がGHCジュニア挑戦表明
▼快勝北宮が不出場・武藤に苦言
▼清宮登場「イチから」
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合
小峠篤司&藤村加偉&矢野安崇vs覇王&仁王&タダスケ
【仁王の話】「照準が定まりました。今のGHCジュニアチャンピオンなら勝てそうな気がします。なんで、照準定めて、俺が、仁王がシングルいきます」
【小峠の話】「(チャンピオンとしての初戦で、仁王選手からアピールを受けたが?)なんかスゲェ興味を持ってくれているみたい。まあ、ホンマにチャンピオンになったからには、団体背負っていかなあかんし、ジュニア作り上げていかなあかんという気持ちで出来上がってるから。興味あるヤツはホンマに誰でもかかってきてくれ。相手のことをリスペクトしたうえで、俺が勝たせてもらう。それだけです」
第2試合
大原はじめvs進祐哉
【大原の話】「クソ! 一番やっちゃいけない負け方で負けたよ。クソ、取られた。クソ! この借りは絶対返す。あいつの関節がいかに凄いかわかったよ。ただ、俺のジャベはまだまだあるし、負けたつもりはないから。絶対今日の負けを近いうちに必ず返す。ということで今日もムイビエン」
第3試合
吉岡世起&YO-HEYvs日高郁人&NOSAWA論外
【論外の話】「(スタッフを通じてコメントを発表)コメント出すような試合じゃないから」
第4試合 敗者ユニット吸収マッチ
モハメド ヨネ&谷口周平vs齋藤彰俊&井上雅央
【試合後のヨネ&谷口】
▼ヨネ「いや、本当に今はホッとしてます。やっぱりこんだけ大変身して、タニがまさにこれからタニとして生まれ変わるその瞬間に、他のユニットに吸収されてしまったらどうしようもないんでね。本当に今日はタニが自分で自分の信念を守ったような戦いだと思います。なあ、タニ?」
▼谷口「はい。自分もヨネさんとファンキーに! これからファンキーにやっていくと決めたんで。そう簡単にはこれから負けるつもりはないんで」
▼ヨネ「そして、強力な齋藤彰俊、そして魔術師と思う井上雅央。これが同じチームになったってことは、本当に2倍にも3倍にも戦力が膨らんだ感じです。どんなファンキーさになるか。次の大会、楽しみにしてほしいですね。ね?」
▼谷口「そうですね。どんな感じになってくるんですかね?」
▼ヨネ「それをみんなが楽しみにしてるんで」
▼谷口「すいません。自分も楽しみになっちゃって」
▼ヨネ「自分も楽しみか! よっしゃ、今日もいつもので決めよう」
▼谷口「レッツ…」
▼ヨネ「レッツ?」
▼谷口「ファンキー!」
▼ヨネ「イェーイ!」
【試合後の齋藤&井上】
▼齋藤「俺たちも最後のあいさつぐらいしないとな。まあ、約束なんでね。何回どう勝とうが、負けようが、今日でっていうのがあるんでね。これは男のケジメとして、反選手会同盟を辞めて、ファンキーになろうと思います。やっぱりウソはいけないんで。ただ、コロナ禍でみんなとね。反選手会同盟に入ってもらったファンの皆さんとの約束が果たせてないものはあるんで。それも約束なんで。俺の中では継続して、何かはやろうと思います。その形が反選手会同盟になるかどうかわからないけど、Don't let me。舐めるな、踏みつぶすな、それは変わらないんでね。で、俺はどんなカラーでも演じることができる。ただ、今の心、宝石が入ったような心がどこまで。ベンタブラックという光りをも吸収するような俺の心だから。それがどのようなカラーになっていくのか。それはなかなか厳しいかもしれないけど、だけど俺は約束があったらやる」
▼井上「この結果の責任は全部僕にあるので、そこは自分でちゃんとケジメをつけます。齋藤さんはもう本当に今日まったくあれなんで。僕の責任でこうなったんで、そこはもう自分でしっかり責任を取ります」
▼斎藤「それはやめてください。反選手会をやった時から、その前のダークエージェントの時もそうだけど、2人で1つのものに心を合わせて、信頼関係の中で、それで今日、2人で戦った結果なんで。どっちが悪いとか、そういうことはないですね。俺、井上雅央という男と隣同士で戦っていけたことも本当に誇りに思ってます。これからも決して寝返り打たなきゃ、俺の側にいてくれると思うんで。やっぱりね、天下についていかないと、世の中あれだからな。でも、いずれにしても俺は俺。アイデンティティは変わらず、新しいファンキーのところでやっていくよ。反選手会同盟を応援してくれた皆さん、本当に今日はすいませんでした。ここだけは深くお詫びします。でも、突き進む俺たちを見てもらいたい。よろしくお願いします」
▼井上「ありがとうございました」
第5試合
丸藤正道&宮本裕向vs杉浦貴・ケンドー・カシン
【試合後の杉浦&カシン】
※カシンが来場していた桜庭を強引にコメントブースに連れてくると
▼カシン「(SAKU)ベルトがないぞ、ベルト。ちゃんと用意しといてくれよ」
▼桜庭「修理してるんですよ、修理」
※カシンがここで去っていく
▼杉浦「えっ、もう行くの? どうすりゃいいの? 意味わからない」
▼桜庭「裏で見てたけど粘ってましたね」
▼杉浦「何なの? 連れてきて」
▼桜庭「なんで僕がここにいるんですか?」
▼杉浦「今日、なんか(カシンは)SAKUベルトで入場したかったらしいの。持って来てなかったらか、いじけてるの」
▼桜庭「今、修理しているんで」
▼杉浦「メンテナンス中で。何の会話だ。いいっすか、もう。何もないですよね。(桜庭に)何しに来たんですか?」
▼桜庭「連れて来られて」
▼杉浦「試合ないですよね?」
▼桜庭「はい。セコンドにつこうかなって」
【試合後の丸藤&宮本】
※次の試合に出場する西村とすれ違うと
▼丸藤「西村さん、頑張ってください。西村さん、入場はあっち(逆側)じゃないですか? 西村さん、入場あっちでしょ? これ全部カメラで撮っとけ。(宮本に)大丈夫ですか?」
▼宮本「すいません」
▼丸藤「なんだあれ?」
▼宮本「振り回された。ケンドー・カシンに振り回された」
▼丸藤「振り回されるだけ振り回されて、今度は勝ちましょう。あいつらの手のひらにあえて転がったうえで」
▼宮本「それは僕らが強さを見せる最大限のやり方だと思いますね」
▼丸藤「そうだと思います」
▼宮本「やりましょう」
▼丸藤「こんな感じで今日はお疲れ様でした。ということで、今日もムイビエン」
第6試合
中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学vs西村修&稲村愛輝&岡田欣也
【北宮の話】「GHCヘビー級チャンピオン・武藤敬司は今日もお休みか。ちょっとはよ、老体にムチ打って出てきてくれよ。俺は見ての通り、絶好調だよ。タッグのベルトも腰にある。あとは武藤敬司の持つGHCヘビーのベルト、そこを目指すのみだ。以上!」
セミファイナル GHC Jr.ヘビー級タッグ選手権
小川良成&HAYATAvs原田大輔&宮脇純太
【HAYATAの話】「次は…NOSAWAと日高や」
【宮脇の話】「(腰を押さえてヒザをつくと)クソ! 負けた…。負けたけど、まだまだ! 今年は俺の時代にするために、まだまだ挑戦する」
【日高&論外の話】
※メイン終了後のコメントを発表
▼論外「もともとノアのベルトに興味なんか俺はなかったんだけど、やっぱ人の彼女とかと一緒でさ、人の彼女とかかわいく見えたりするじゃない? あのベルトがちょっと欲しくなっちゃって。パートナーが不安ではあるけど、お互いキャリアがあるんで。今回はちょっと本気でいこうかな。1回過去にこっち(日高)は巻いたことあるって言うけど、俺は何回か人生の中で挑戦して手が届かなかったんで。まあ、GHCジュニア史上最低最弱のチャレンジャー・NOSAWA論外が本気を出したってことで。あとはベビーフェイス気取りのこっち(日高)に聞いてもらえれば。ちょっと本気で小川良成とやってみたいなって。そのぐらいですかね?」
▼日高「まあ、2月に1回失敗してるから」
▼論外「だせえよな」
▼日高「ださかったなあ、あれは。今回はいつになるかわからないけど、ガッチリいきますよ」
▼論外「本気でやろうかなと、珍しく。まだ体は動きそうなんでね」
――やはり王者が小川選手だからという部分が大きい?
▼論外「そうだね。じゃあ、これが逆に言ったら、今のGHCジュニアヘビーに関してはまったく興味がないからね。やっぱ小峠の彼女が欲しいって思わないもん。それと一緒で、小川良成の彼女、女だったら欲しいじゃない? そういうのを奪ってやりたいもんね。精神的に追い詰めたいなというところも。屈辱なんじゃない? 俺らが奪い去って、小川良成から。ちょっと本気出して。先が長くないんでね。ここ3年ぶりぐらいにやる気になってるから、非常に驚いてますよ。あんま期待されてないでしょ? 俺たちが挑戦するって言って。東スポ的にネタを振ったほうがいいの? あるかな、GHCジュニアの時に。何すればいい? 別にベルトが欲しいとかさ、そういうので俺らはプロレスやってないから。そんなんでやってるプロレスラーにろくなヤツいないじゃん。小峠とかさ。だから、本気で1回歴史に名前を残して。今日なんかいろいろ疲れちゃってさ。野獣のセコンドにもついて、なんかちょっとまとまらないけど、本気にやろうかなってぐらいで」
メインイベント GHCナショナル選手権
拳王vs藤田和之
【試合後の藤田】
▼藤田「コメント、特にない。特にない」
――拳王選手とシングルで戦ってみた感想は?
▼藤田「いや、1つだけ。男よ。あいつは男。男だよ」
――試合後に杉浦選手から挑戦表明があったが?
▼藤田「ああ、杉浦? 全然。いや、基本はいつ何時(誰の挑戦でも受ける)だから。何の問題もない。やりたいと言えばいつでもやるし。遺恨があってもなくても、俺と手を合わせたいって言うんであれば、誰とでも相手するから。そこは変わらない。昔から変わらない」
――ノアのベルトを巻いたことに関しては?
▼藤田「いや、ベルトはベルト。どこの団体だって、どんなに高い山でも低い山でも、テッペンはテッペンだから。俺はリスペクトしているし、テッペンはテッペンだから。プライドを持って、このベルトを持っているよ。持ち続けるよ」